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さるかに共和国
日本の昔話の代表的な民話のひとつ「サルカニ合戦」の里。新市町北部の山村で、菊で知られている金丸の地に、昔から伝えられる「さるヶ城」。白井原・さるヶ馬場等の地名に残る民話を今風にし、中高年が1996年6月に結成した町おこしの団体「さるかに共和国」の藤原剛大統領代行は、「自然との共生・中高年の自立と活性化」、「モノづくりの町」復活を目指して、毎日曜日には「とれとれ市」で野菜・竹炭・ハチミツ・手芸品と中高年の自慢の商品・特産品づくりに精を出しています。
 一方で、山の手入れをする「草刈り十字軍」(山下洪(こう)会長、会員51人)は、山形地区の出身者が現在3世帯の「村の灯を消すな。かつての村を美しく。元の屋敷の復元」の呼びかけで結成。山形地区はかつて五〇軒の集落で、中世・戦国時代には山名・尼子氏の陣営があり、遠くに四国連山や福山市の日本鋼管、向島、因島と瀬戸内海が望める、いにしえのロマン漂う絶景の地。毎週日曜日には、殿山周辺・花の道・元の屋敷の草刈・里山の間伐・下刈り・榾木(ほだぎ)作りに汗を流しています。
 1999年10月から、のべ150人の参加で海抜500mの殿山にヒノキ材で3階建て8mの砦を建設し、12月26日に55名が集まり「かにヶ城展望台」と命名し、紅白の餅を配り、山頂で「のろし祭」を祝いました。
 年末・年始にかけて砦は照明を取り付け、2000年を祝いました。大晦日には7名で2000年の抱負について酒を酌み交わし、多いに語りました。見学にくる人が続き、予想を越えて3日間で300人以上の人が訪れました。正月の4日より仕事始めで、今年度の活動方針を決めました。

@砦までの700m道路の拡張工事
A桜・梅・紅葉など植える
B100台の駐車場
C茸の公園
D森林のボランティア養成の森の学校
E花の道
F間伐材・竹細工の工房
G砦の1階を囲炉裏、2階談話室、3階星の観察と展望台の建設
を目指しています。

 15年前に山形を愛する葛(かずら)の会(笹山宗太郎代表)が、桜の木100本を植えたのが草刈十字軍の源流で、その木も大きく育ち、今年も植え、数年後には「さるかに花の道フラワーロード」も点が線となって来るものと楽しみにしています。
 自然との共生、里山の手入れを通じて街と村の交流、森の保全をはかる「のろし」になればと願っています。
 やる気と元気のある人達。草臥(くたびれ)た人もやってこんかい。森林浴でもう一人の自分を発見する道「さるかにロード」へみんなで来て見んさい!
●連絡先 新市町金丸1318−1
       さるかに共和国草刈り十字軍
       電話 0847-57-8070
       FAX 0847-57-8480

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